「保守主義者」ウチヤマ先生

『保守主義者は本来、個人の理性や能力に対する過信を捨て去ると言う「懐疑主義的人間観」を共有する』


『「人間はどんなことも出来る」という思い上がりいさめることが保守主義者に共通する態度である』:中島岳志(文化人類学者)/朝日新聞、1/8朝刊より。
そして、さらに続ける。
「人間観を見失い、信仰を無くした日本の『保守』はどこに向かっているのであろうか?」
「今、問題なのは”保守の拡大化”ではなく、”保守の空洞化”である」
それは私にとって、難しいようで、しかし私自身の心の中に突きつけられた言葉でもある。
NETの時代、時には一方通行の独善に陥る事もある。携帯を握りしめる事でしか自分の存在を確かめられない事もある。
そんな自分の存在に気づくことも大切な事と思う。