より安全なレースへの参加を目指して

より安全なレースの参加をめざして私たちランナー自身の取り組みも大切です。
「自己責任」とは何か?
全てが「自己責任」でクリアーになるか互いに考えましょう。


岐阜新聞Web/2009年11月09日13:17より
 8日午後0時13分ごろ、揖斐郡揖斐川町西横山の町道で、「2009い
びがわマラソン」フルマラソンの部に参加していた滋賀県米原市、会社員
池田博貴さん(38)がレース途中で倒れているのを周囲のランナーが発
見した。池田さんは救急車で病院に搬送されたが、約3時間後に致死性
不整脈で死亡した。
 同マラソン実行委員会によると、池田さんは友人と一緒に同マラソンに
出場。約22キロ地点で倒れていた。フルマラソンの参加は3度目だった
という。
 同マラソンは、町などの主催で、今年で22回目。フルマラソン、ハーフ
マラソンの2部門があり、今年は計約9千人が参加していた。
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YOMIURI ONLINE(2009年11月9日10時47分 読売新聞)
湘南国際マラソンでも死者
 8日午前10時35分頃、神奈川県大磯町西小磯の西湘バイパスで、「2009湘南国際マラソン」
に参加していた会社員平井照久さん(28)(横浜市瀬谷区)が倒れ、約7時間後、搬送先の病院で
死亡が確認された。
 9日朝の行政解剖の結果、死因は急性心不全と判明した。
 同マラソン実行委員会などによると、平井さんは10キロの部に出場し、8キロ地点近くで倒れた。
友人と2人で参加し、同実行委に対して持病の申告はなかった。
 同マラソンはフルマラソンと10キロの部の2部門に約2万2800人が参加。ゲストランナーとして
元プロテニス選手杉山愛さん(34)も10キロの部に参加していた。
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致死性不整脈による心停止について
http://www.medtronic.co.jp/your-health/sudden-cardiac-arrest/index.htm
致死性不整脈による心停止(以下、突然心停止)は、速すぎる脈拍のために、心臓が痙攣したような状態になり、血液を循環させる機能を十分に果たせなくなって起こります。その状態のまま治療を行わなければ、心臓から血液が送り出せない状態にあるため(心停止発作)、数分で死に至ります(突然死)。