Ⅰ いつかはホノルル/夢にみたJALホノルルマラソン

いつかはホノルルマラソン/夢にみたホノルル
       JALホノルルマラソンにみる中高年の体力づくりのこれから①
これは、「国立競技場」(Vol548・編集・発行 独立行政法人日本スポーツ振興センター)に掲載したスポーツエッセイ「いつかはホノルルマラソン」を4つに分け、掲載するものです。紙面には、参加者の推移・2001年大会の参加者数と記録を掲載してありますが、ホームページでは省略させて頂きました。独立行政法人日本スポーツ振興センターのホームページにも掲載されています。
引用した参加者のデータは、ホノルルマラソン協会日本事務局より提供を受けました。感謝する次第である。
■2004年JALホノルルマラソン■


2004年JALホノルルマラソンは好天に恵まれ無事終了した。参加者も順調に増え、今年は各旅行社の募集状況はキャンセル待ち続出であったという。
 私がホノルルに初めて参加したのが1979年の第7回大会、当時の日本人参加者は500名だったという。さかのぼること6年前の1973年、162名の参加者(日本人参加者なし)で始められたホノルルマラソンは30年を経過し、心臓疾患のリハビリプログラムから世界でも有数の市民マラソンとして成長した。そして、日本人ランナーが最も親しみを持ち、夢に見るフルマラソンである。それに加え、最近人気急上昇中のレースデーウォーク/2001年まではメイヤーズウォーク《スタート地点からゴール地点となるカピオラニ公園までの10kmを歩く並行イベント》の参加者は、2004年5,545名(日本人 4,688名)と増え。合計20、000人近くの日本人が毎年ホノルルの道を歩む。
そして、完走率は99.7%という。さすがである。ちなみに関東地方で人気の高い「東京・荒川市民マラソン」は定員13000人(制限時間7時間、完走率は97,2%)である。